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島崎 潤也
計測自動制御学会論文集, 19(2), p.179 - 181, 1983/00
状態遷移行列の計算には、指数関数のパデ近似を用いる方法がすでに提案されているが、正確な誤差評価のもとで使用されていない。そのため小さなサンプリング時間でシステム行列の固有値の大きさに注意してパデ近似を利用しなければならない。そこで、大きなサンプリング時間でもまた広い範囲の固有値の場合でもパデ近似を有効に利用する方法の開発が必要である。本論文では指数関数のパデ近似式に対して誤差式を導き、それを用いて指数関数を指定の精度で計算する方法を提出した。この方法は縮小した変数の指数の指数関数にパデ近似を用い、ついで拡大するものである。得られた結果は変数を行列にした場合に適用でき、状態遷移行列を設定した精度で効率よく計算するのに有効である。